【中国時報】中国出身花嫁の入国定数制限へ 離婚率の高さが背景に


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 内政部(内務省)は11日、「人口政策白書」に関する公聴会を開き、中国出身配偶者の長期滞在者と定住者の定数を大幅に縮小させる意向であることを明らかにした。中国出身者と台湾人のカップルの離婚率が本国人同士のカップルより大幅に高いことを理由としている。
 内政部の資料によると、2004年から昨年までの3年間に結婚した台湾人同士のカップル100組の内、離婚したのが46組であるのに対し、中国出身者とのカップルは55組だった。
 内政部の案では、現在年間1万2千人の大陸出身者の長期滞在者の定数を7千人に、定住者の6千人の定住を4千人まで減らすことにしている。両岸婚姻協調促進会の調査によると、台湾の離婚率は千組に2・9組と世界第5位の高さ。中国出身者との離婚率はその10倍に上るともしている。