【アメリカ】先祖敬う文化学ぶ 大学生らエイサー体験


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創作劇団レキオスの玉里さんらの指導の下、エイサーを体験する学生ら=9日、ワシントン市のアメリカン大学

 【ワシントン=問山栄恵本紙特派員】創作劇団レキオスの照屋忠敏主宰(51)らが9日、米首都ワシントンDCのアメリカン大学で、学生らに勇壮なエイサーを披露、指導を行った。日本語を勉強する学生ら約20人が参加した。

 照屋主宰らは県文化振興会のエイサー普及啓発事業の一環で7~12日、「ワシントンDC沖縄会」(安里逸子会長)にエイサーを指導。会員のケン・ナイト・アメリカン大教授が、学生らにも沖縄の伝統芸能を体験してほしいと、大学で初のワークショップを開いた。
 エイサー初体験のエリザベス・トーンさん(19)=2年=は「難しかったけど、とても楽しかった。盆踊りはやったことがあるけど、エイサーは初めて。先祖を供養するという同じ意味でも、こんなにも文化に違いがあると知った」と笑顔で語った。