【アルゼンチン】福嶌大使の着任祝う 県人連合会らが歓迎会


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新駐アルゼンチン日本大使に着任した福嶌教輝氏

 新駐アルゼンチン日本大使に着任した福嶌教輝氏の歓迎交流会がこのほど、催された。FANA(在亜日系団体連合会)が沖縄県人連合会との共催で、県人連合会会館2階ホールで開いた。生垣彬FANA会長、玉城智沖縄県人連合会会長、武田浩幸JICAアルゼンチン事務所長ら関係者74人余が出席した。

 福嶌大使は1958年生まれ、京都大学法学部を卒業し81年に外務省入省。96年に在アルゼンチン大使館の1等書記官となり、中南米局中南米第一課長、在イタリア大使館と在スペイン大使館の公使などを歴任し、2012年からことし4月までサンパウロ総領事を務めた。
 日系社会を代表して生垣彬FANA会長が歓迎のスピーチ。福嶌大使は、日本とアルゼンチンの友好関係の懸け橋となっている現地の日本移民とその重要性を日本語・スペイン語両語で強調した。
 会食で福嶌大使は各テーブルごとの歓談や記念撮影に応じ、日系社会との親密な対話があった。サンパウロ総領事の2年半の任期中、153カ所の日系移住地を回ったという新大使への期待は大きく高まっている。(大城リカルド通信員)