シャープに液晶買収を提案 台湾企業、アップル出資も


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 台湾の鴻海精密工業が、経営再建中のシャープに対して、液晶事業の買収を提案していたことが21日、分かった。シャープが社外に切り離して設立する液晶子会社に50%超を出資し、経営権を得たい考え。シャープの液晶パネルの供給先である米アップルからも出資を募ることを検討する。

 シャープは経営再建に向けて液晶事業の売却を検討している。鴻海や、液晶パネル大手ジャパンディスプレイ(JDI)の大株主である産業革新機構の名前が挙がっており、両にらみで交渉を進めている。
(共同通信)