VWが昨年、排ガス規制逃れ把握 米司法省も調査


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 【ベルリン、ニューヨーク共同】ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の一部ディーゼルエンジン車が違法ソフトウエアを搭載して米国で排ガス規制を逃れていた問題で、ドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネ(電子版)は21日、VWの米国担当部門が規制逃れを2014年5月には把握していたと伝えた。

 この問題では米環境保護局(EPA)が大気浄化法違反で調べているほか、米メディアによると米司法省も刑事責任を問う可能性を含めて調査を開始。ウィンターコルン会長ら上層部が、事実をどこまで認識していたかも焦点となりそうだ。
 規制逃れは18日、EPAが発表した。
(共同通信)