やんばると宮古、絆を 名護でフェス、文化堪能


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宮古民謡のなりやまあやぐ大会で客席を楽しませた出場者=21日、名護市営市場広場

 【名護】宮古の地域文化の紹介を通して宮古とやんばるの絆を深める「宮古民謡フェスティバルinやんばる」(主催・沖縄北部地区宮古郷友会、共催・琉球新報社、資源活用管理協会)が21日、名護市営市場広場で開かれた。宮古民謡のなりやまあやぐ大会や、オトーリ口上大会などで多くの人々が宮古の文化を楽しんだ。

 なりやまあやぐ大会には16組が出場した。衣装もばっちり決めた出場者が演奏を終えるたびに会場からは温かな拍手の音が響いた。
 オトーリ口上大会では客席からの立候補で参加者が舞台に上がった。「今日はうれしいので酒は得意じゃないけど半分だけ飲みます」「昨日娘が1歳の誕生日を迎えました」などの口上で、会場の人々と共に笑顔をつくった。