VW問題車は世界で1100万台 対策費用8700億円計上


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 【ベルリン、ニューヨーク共同】ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の一部ディーゼルエンジン車が違法ソフトウエアを搭載して米国で排ガス規制を逃れていた問題で、同社は22日、問題となる車両は世界全体で約1100万台に上る可能性があると発表した。対策費用として65億ユーロ(約8700億円)の引当金を今年7~9月期に計上する。VWの株価は22日も大幅続落し、前週末と比べた下落幅は一時40%近くに達し、同社の信用低下に拍車が掛かってきた。
(共同通信)