VW不正で米調査本格化 議会が公聴会、集団訴訟も


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
米ニューヨークのフォルクスワーゲン販売店に掲げられた同社のロゴマーク=21日(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が一部のディーゼルエンジン車に違法ソフトウエアを搭載し、米国で排ガス規制を不正に逃れていた問題で、米当局などの調査が本格化してきた。米ニューヨーク州のシュナイダーマン司法長官は22日に調査を進めると公表し、米下院エネルギー・商業委員会は公聴会を数週間以内に開く。

 また米メディアによると、違法ソフトを用いた車種の所有者らが、VWに損害賠償などを求めて米国の裁判所に訴訟を起こす動きも出てきた。集団訴訟として扱うことを求めており、大規模訴訟に発展する可能性がある。
(共同通信)