琉球新報社 
【ワシントン共同】米通商代表部（ＵＳＴＲ）のフロマン代表は２２日、首都ワシントンで講演し、環太平洋連携協定（ＴＰＰ）について「できるだけ早く交渉を完了する」と述べて早期合意に意欲を示した。一方で「高水準の自由貿易協定になるまで交渉を続ける」とも指摘した。
ＴＰＰ交渉に参加する日米など１２カ国は米南部ジョージア州アトランタで９月末にも閣僚会合を開催する方針。ただ、講演でフロマン氏は閣僚会合を開くかどうか明言せず、引き続き２国間や複数国間で難航分野について意見の溝を埋める努力をしていると強調するにとどめた。
（共同通信）
