消費者物価28カ月ぶり下落 8月、マイナス0・1%


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 総務省が25日発表した8月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年同月比0・1%下落の103・4で、2013年4月以来、28カ月ぶりにマイナスとなった。電気料金をはじめとするエネルギー価格が落ち込んだことが要因。

 日銀は16年度前半ごろに2%の物価上昇を達成する目標を掲げるが、デフレ脱却には程遠い状況が続いている。
 9月の東京都区部の消費者物価指数(中旬速報値、生鮮食品を除く)は前年同月比0・2%下落の101・9で、3カ月連続のマイナスとなった。
(共同通信)