歩行ロボット試乗も 沖縄の産業まつり来月23日開幕


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 沖縄の産業まつり実行委員会(会長・呉屋守章県工業連合会会長)は24日、第39回沖縄の産業まつりの開催に向けた第1回実行委員会を那覇市のホテルロイヤルオリオンで開いた。「あ、いいね!使って納得 県産品」をことしのテーマとして決定し、過去最多の約540社が出展すると発表した。

 10月23~25日に県立武道館(アリーナ棟)で結婚披露宴など「ハレ」の日に使えるかりゆしウエアを展示するほか、24、25の両日には沖縄高専の卒業生が東京で起業して製作した歩行ロボット「スケルトニクス」の試乗体験も初めて実施される。その他、県健康産業協議会会員が健康食品を展示・紹介し、県内ものづくり系企業約10社が海外展開の活動状況を紹介する新たな取り組みもある。
 産業まつりをPRするポスター表彰式も行われ、第一印刷(豊見城市)の作品が最優秀賞に選ばれた。標語が明確に伝わり、ポスター全体の表現に品格があると評価された。デザインした吉田哲さんは「過去のポスターを精査した上、標語を強調しようと心掛けた」と話した。