県青少年の主張 河野さん最優秀 いじめ乗り越えた経験語る


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最優秀賞に輝いた河野水穂さん(右から2番目)、優秀賞の大城芽衣さん(右)と小濱千京さん(同3番目)審査員特別賞の外間ひなのさん=25日、名護市民会館

 【名護】第37回県少年の主張大会(県青少年育成県民会議主催)が25日、名護市民会館ホールで開かれた。

県内6地区から12人の中学生が出場した。東風平中3年の河野水穂さんが最優秀賞に選ばれた。河野さんの原稿と音声テープが九州大会に出品され、九州での上位2位までが全国大会に出場する。
 河野さんは、神戸の中学校に通っていた時に経験したいじめをテーマに発表した。陰湿ないじめに引きこもっていた河野さんが、母親の言葉をきっかけにつらい状況を乗り越え、沖縄で新たな学校生活をスタートさせるまでの道のりを力強く語った。
 そのほかの受賞者は次の通り。(敬称略)
▽優秀賞 小濱千京(那覇中2年)大城芽衣(神森中3年)
▽審査員特別賞 外間ひなの(喜瀬武原中3年)