【ハワイ】沖縄の味、芸能満喫 連合会がオキナワンフェス


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 第33回ハワイ沖縄連合会(HUOA)主催のオキナワンフェスティバルが9月5、6の両日、ホノルルのカピオラニ公園で開催された。例年通り、会場設営、準備、運営、片付け、全てが2千人以上のボランティアで行われた。

 7日はハワイ沖縄センターでアロハパーティーが催された。沖縄からの参加者のほか、ハワイのボランティアなど約350人が参加した。
 HUOAは50のクラブで構成されており、各クラブがそれぞれのブースを交代で担当している。食べ物のブースは、チャンプルーやサーターアンダギー、沖縄そば、てびち汁、焼きそば、焼き鳥、かき氷を用意した。そのほか沖縄の食品を扱う平和通りテントや、豆腐を使った商品などが売られているマチヤーグヮーテント、エイサーや三線が体験できるカルチャーテントなども設置された。
 今回沖縄からは浜田京介中城村長をはじめ護佐丸太鼓、那覇太鼓、沖縄ゆい舞踊推進協議会、琉球ソウル、ラジオ沖縄新唄大賞受賞の柴引律子さんらが参加し、沖縄出身者によるパフォーマンスが会場を大いに盛り上げた。
 マーク比嘉HUOA会長は「ことしは大雨と台風接近で不安の中での開催だったが、当日2日間は奇跡的に晴天に恵まれた。お盆が終わって、先祖がしっかり見守ってくれていたとしか思えない。ボランティアの皆さんには感謝してもし切れない」とあいさつした。最後は会場総立ちのカチャーシーにより幕を閉じた。
 (比嘉具志堅華絵通信員)

フェスティバル会場でHUOAによるパレード=5日、ホノルルのカピオラニ公園
アロハパーティーでカチャーシーを踊る参加者ら=7日、ハワイ沖縄センター