国交省、ディーゼル車の監視強化 VW不正に対応


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 ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が排ガス規制を不正に逃れていた問題を受け、国土交通省は28日、ディーゼル乗用車の規制監視を強化する方針を明らかにした。販売後の「抜き取り調査」の対象台数を増やすなど排ガス検査を厳格化する。

 中長期的には、大気汚染物質の増加を防ぐため、エンジン制御のソフトウエアに関する規制を国際的に統一する方向で米欧当局と協議していく。
 抜き取り調査は、独立行政法人「交通安全環境研究所」(東京)に委託し、個人の所有車を抽出して、排ガス基準を満たしているかどうかを調べている。
(共同通信)