首相、PKO積極参加を表明 「さらなる貢献可能」


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 【ニューヨーク共同】安倍晋三首相は28日午後(日本時間29日未明)、米ニューヨークで開かれた国連平和維持活動(PKO)に関するハイレベル会合で演説した。安全保障関連法の成立に触れ「(自衛隊の)従事可能な業務が広がり、さらなる貢献が可能となった」と述べ、PKOに積極的に参加する意向を表明した。

 安保関連法に含まれる改正PKO協力法は、従来のインフラ整備などに加え、自衛隊員の武器使用基準が緩和されて武装集団に襲われた国連要員らを救出する「駆け付け警護」や治安維持活動の実施が可能になった。これまでより危険な地域へと活動範囲が広がる可能性が指摘されている。
(共同通信)