「芭蕉布」が最優秀賞 映文連賞、シネマ沖縄製作


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 優れた短編映像を顕彰する映文連アワード2015(映像文化製作者連盟主催)で、人間国宝の平良敏子さん(大宜味村)を追った謝名元慶福監督の「芭蕉布―平良敏子のわざ」(シネマ沖縄製作)が28日までに最優秀作品賞(グランプリ)に選ばれた。

謝名元監督は「芭蕉布を次代に継承しようという表情や技術、作業工程を丁寧に描くことを心掛けた」と喜びを語った。
 産業や企業、社会性のあるテーマなど140作品の応募があった。「芭蕉布」は文化庁企画の工業技術記録映画として製作した。表彰式は11月中旬に東京で行われる。