スカイマーク、新体制発足 臨時株主総会、地域サービス強化


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 民事再生手続き中のスカイマークは29日、臨時株主総会と取締役会を開き、新たな経営陣を選任した。ANAホールディングスなど支援企業から計180億円の出資を受け、再建へ向け本格的に始動した。

 社長に就任した日本政策投資銀行出身の市江正彦氏は、東京都内で記者会見し「社会の役に立つ会社にならなければならない」と抱負を述べた。神戸空港や福岡空港などを例に挙げ、地域に密着したサービス強化を検討する方針を示した。
 再建策の一つとして、スカイマークはANA傘下の全日本空輸と共同運航を実施する契約を結んだと発表した。具体的な路線など詳細は今後、協議して詰める。
(共同通信)