琉球新報社 県農林水産部は３０日午前、台風２１号による農林水産業関連の被害額第１報（速報値）を発表し、宮古島と八重山地域で合わせて計１億６００万円に上ると速報した。現段階の報告として、サトウキビの被害額が７１９０万円と全体の約７割を占めたのをはじめ、水稲やボタンボウフウ（長命草）の被害額が１５２１万円、オクラやキュウリ、ゴーヤーなど露地野菜の被害額が９４９万円となっている。竹富町で畜舎３件が大破しており、被害額を調べている。
最大瞬間風速８１・１メートルを記録した与那国島はじめ水産業や畜産業、林業関係の被害状況について調査中の項目も多く、被害額は今後の発表でさらに増える見込みだ。
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