三菱航空機(愛知県豊山町)は30日、開発を手掛ける国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)の初飛行を10月26日から30日までの間に実施すると発表した。天候などを見極め、初飛行の前日に最終的な実施日を決める。
MRJは戦後初の国産プロペラ旅客機「YS11」以来、半世紀ぶりの国産旅客機。初飛行の様子はインターネット動画で生中継し、MRJの初飛行を世界にアピールする。これまで10月後半としていた初飛行の具体的な日程が確定したことで、「日の丸ジェット」の機体開発は最終局面を迎えた。
(共同通信)