ワタミ介護事業子会社を買収へ 損保ジャパン、210億円で


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 損害保険大手の損保ジャパン日本興亜ホールディングス(HD)が、外食チェーン大手ワタミの介護事業子会社を約210億円で買収する方針を固めたことが1日、分かった。年内にも全ての発行済み株式を取得して子会社化する見通しだ。

 少子高齢化で成長が期待できる介護事業を強化し、保険事業以外の収益を拡大するのが狙い。傘下の損保ジャパン日本興亜は既に大手のメッセージ(岡山市)など複数の関連企業に出資している。
 買収するのは、有料老人ホームなどを運営する「ワタミの介護」(東京)。ワタミ側は介護事業を売却した資金で負債を圧縮する。
(共同通信)