県内求人倍率0・86倍 復帰後の最高値更新


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 沖縄労働局が2日に発表した8月の県内有効求人倍率(季節調整値)は前月比0・02ポイント上昇の0・86倍で、復帰以降の最高値を更新した。新規求人倍率は前月比0・06ポイント低下の1・36倍だった。県統計課が同日発表した8月の県内完全失業率(原数値)は5・0%で、前年同月から1・6ポイント改善した。

 有効求人倍率は埼玉県と同率で全国最下位だった。45位は鹿児島県の0・87倍、44位が神奈川県の0・94倍となっている。
 同労働局の待鳥浩二局長は「有効求人倍率は最高値を更新し、新規求人倍率も前月より下がったものの復帰後2番目に高い。今後も堅調に推移するのではないか」と報告した。【琉球新報電子版】