国民一人一人に番号を割り当てるマイナンバー制度で、身分証として使える顔写真付きの「個人番号カード」の申請手続きが、街角の証明写真機からできるようになることが2日、明らかになった。
顔写真を撮影し、その場でデータを送信できる仕組みで、20日ごろからサービスを始める。政府は来年3月末までに全国で1500台の設置を目指す。申請の手間を省き、カードの発行枚数を増やす思惑だ。
個人番号カードの申請書は、5日時点で住民票がある住所に郵送される「通知カード」に添付されている。顔写真を撮る際、申請書の2次元コードを証明写真機の読み取り装置にかざせば申請が可能になる。
(共同通信)