9月の米就業者14万2千人増 予想大幅に下回る


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 【ワシントン共同】米労働省が2日発表した9月の雇用統計(速報、季節調整済み)によると、景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数は前月から14万2千人増となり、20万3千人程度の増加を見込んでいた市場予想を大きく下回った。失業率は5・1%と前月から横ばいだった。

 新規就業者数の伸びは7月と8月のいずれの数字も下方修正され、急減速した前月に続いて2カ月連続で堅調さの目安とされる20万人に届かなかった。米雇用の改善が足踏みした背景には、中国の成長鈍化など世界経済の減速が影響しているとみられる。
(共同通信)