TPP、延長し交渉続行 薬、乳製品でぎりぎり協議


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 【アトランタ共同】米ジョージア州アトランタで開かれている環太平洋連携協定(TPP)交渉の閣僚会合は3日夜(日本時間4日)、全体会合を開き、大筋合意へぎりぎりの協議を続けた。参加12カ国はさらに4日まで延長を決め、難題の医薬品や乳製品の決着に向け、米国はオーストラリアやニュージーランドなどと交渉し、膠着する事態の打開を目指す。

 甘利明TPP担当相は閣僚会合後に記者会見し「医薬品に差異が残っている」と述べ、交渉を継続する方針を明らかにした。次の全体会合は4日午後(同5日午前)に再開する見通しを示した。
(共同通信)