来日公演中のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が4日、東京都港区のサントリーホールで、9月に80歳を迎えた指揮者の小澤征爾さんの「お誕生日を祝う会」を開いた。小澤さんもベートーベンの「エグモント序曲」を指揮、かつての仲間たちと気迫あふれる演奏を披露し、約1200人の聴衆からスタンディングオベーションを浴びた。
祝う会は、来日公演の公開リハーサル後のサプライズ企画で、公演の指揮者クリストフ・エッシェンバッハさんとウィーン・フィルが楽団員のアレンジしたハッピーバースデーを演奏した。
(共同通信)