「英語で名前言えた」 伊江、児童対象に会話教室


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講師の「How are you?」の問い掛けに英語で答える児童=9月26日、伊江村農村環境改善センター

【伊江】国際的に活躍できるグローバル人材の育成を図ることを目的に伊江村教育委員会(宮里徳成教育長)は、村内の小学生を対象に「英会話教室」を開講した。来年2月まで毎月1回、同村農村環境改善センター内で行われる。伊江村グローバル人材育成事業の一環で、夏休みなどには中学生を対象に教室が開かれ、今回は小学生が対象となった。
 講師は、読谷村にある沖縄クリスチャンスクールインターナショナル(マイケル・エッセンバーグ学園長)の教師と同校の生徒ら。同校は地域貢献を学校方針の一つに掲げており、ボランティアで講師を務める。
 9月26日に行われた教室では、同校の教師、サラ・ターナーさん(26)、ジェッシー・スペンサーさん(26)、メリサ・ガイルズさん(23)の3人に加え、同校に通う高校生ら3人がサポート役で講師を務めた。
 教室では、カードや絵本、歌などを交え、数字とアルファベット、色、気分(感情)の表し方の3グループに分かれてローテーションする形式。身近なものを題材にゲーム感覚で英語に親しみ、児童の笑顔が広がり楽しむ声が響いていた。
 参加した榎本大河君(小1)は姉弟で参加。「My nameが楽しかった」と感想を述べた。
 講師のスペンサーさんは「英語が分からない子どもたちに英語を教えるのはすごく楽しい」と話した。(中川廣江通信員)