浦添市と青山学院大が包括連携協定締結 地方創生に生かす狙い


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 【浦添】浦添市の松本哲治市長と青山学院大学(東京都渋谷区)の仙波(せんば)憲一学長は5日、浦添市役所で包括連携に関する協定を締結した。同大の県内自治体との協定締結は初めて。
 浦添市が今後高齢社会や人口減少に直面する可能性が高い中、魅力あるまちづくりと「地方創生」のために大学と連携して街の活性化につなげたい狙いがある。
 連携する分野は(1)まちづくりの推進(2)教育研究・文化の振興(3)人材育成―などとしており、今後具体的に詰める。
 仙波学長は締結式で「沖縄の自治体とは初めての協定で意義深く感じる。大学の研究を地域に還元し共有することが大事で、実りのある提携にしたい」と述べた。青山学院大学は宮城県塩竃市や渋谷区、神奈川県相模原市などとも包括連携の協定を結んでおり、浦添市が7自治体目となる。
 浦添市はこれまで沖大、沖縄女子短大、国立沖縄工業高専と協定を結んでいる。
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