展示場2万平方メートルへ 県、拡張も視野 MICE施設


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 県は9日、第2回の「県大型MICE施設整備推進委員会」を県庁で非公開で開き、2020年に供用開始する大型MICE施設の展示場の規模を2万平方メートルに絞り込んだ。今後需要に応じて施設を拡張していく。展示場とは別に7500平方メートルの多目的ホールも整備する。翁長雄志知事ら三役は同委員会の結果を踏まえ、10月中に施設整備の方向性を決定する。

 委員会に地元を代表して東海岸地域サンライズ推進協議会の古堅國雄会長(与那原町長)をはじめ、琉球大学観光産業科学部の下地芳郎教授、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の平良朝敬会長ら11人が出席した。
 古堅会長は「展示場はまず2万平方メートルでスタートするが、施設の将来の拡張性も視野に入れる」と述べた。さらに「東海岸の活性化のためにまちづくりと連動した施設を整備をしてほしい」と求めた。