台中港警察局は6月22日、ベトナムから中国経由でベトナム人を密入国させていた密航組織のメンバーら25人を逮捕した。メンバーは台湾、中国、ベトナムなど多国籍にわたっており、組織は企業的経営形態を取るまでに巨大化していると当局ではみている。
密航組織には、ベトナムでの集客役と中国の密航船の手配役、台湾で住居や偽身分証を提供する役割などがあり、分業化が進んでいる。ベトナムからの密航者は、中国と台湾の中間地点まで漁船で運ばれ、海上で台湾側のメンバーに引き渡された後、台湾中部の海岸から4人1組で上陸。タクシーで隠れ家まで移送されていた。
今回の密航組織摘発は、今年4月、台湾でベトナム人密航者15人が逮捕されたことから、当局が内偵を続けていた。
【中国時報】ベトナム人密航蛇頭組織を摘発
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琉球新報社
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