【中国時報】中国進出企業の研修に学生48人 幹部候補として


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 台北経営管理研究基金会と深川台商協会は今年初めて、台湾の大学生を対象とした大陸進出台湾企業研修プログラムを開催。台湾大学や政治大学など台湾各地の大学から48人が参加した。
 この研修は台湾で1泊2日の研修を受けた後、広東省深川に進出する台湾企業で1カ月半、台湾人幹部候補としての研修を受けるもの。業務内容は、大学での専攻により、データ分析、マーケティング、プログラミングなど7分野に分けられている。
 研修生には千元(約1万6千円)から1500元(約2万4千円)の給与が支給される一方、寮で社員と起居をともにすることが義務付けられ、研修期間中の省外への移動を禁じられるなど条件は厳しいが、将来中国での就職を考える大学生は少なくなく、実際に生活環境や大陸進出企業の企業文化、団体生活に適応できるかを事前に確かめる、よい機会だととらえているようだ。