【中国時報】新幹線また大幅な遅れ ポイント操作ミス


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 台湾高速鉄道(台湾新幹線)の列車が23日、ポイント操作ミスが原因で駅に入構できず、28キロバックして逆方向の線路から駅に進入するという事故があった。このため列車は52分遅れ、この列車を含む9本に遅れが出たため、7千人の足に影響が出た。
 同日午前11時55分ごろ、台北行きの412便が台中駅にさしかかったところ、ポイントの切り替えミスで、駅に進入できなくなったため停止。いったん北上線路を南向きに近隣の新駅建設予定地まで引き返し、南向き路線に乗り換えて逆走し台中駅に向かった。
 同社は今年1月の開業以来、すでに4回大幅な遅延事故を起こしており、今回を含め5回のうち、4回がポイントの切り替えミスが原因だった。同社では30分以上の遅延には料金の半額を払い戻す規定があり、今回は2400人が払い戻しを受けた。