【中国時報】養魚場警備にダチョウ評判 台湾東部嘉義県


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 台湾東部、嘉義県にある養魚場では、番犬に交じってダチョウが警備に当たっている。不審者が現れると羽を広げて威嚇する、なかなかの“勤務”ぶりで、近所ではガードマンより頼りになると評判になっている。
 養魚場を経営する荘秋南さんは3年前、3千元(約1万1千円)でダチョウのつがいを購入。放し飼いで飼い始めたが、雄は気性が荒かったため手放し、比較的穏やかな雌だけを7匹の番犬と一緒に飼っている。名前は「駝鳥(ダチョウ)」だ。
 荘さんによると「特に番犬にしたつもりはないが、自然に番をしてくれるようになった」とか。「駝鳥」はとても聞き分けがよく、荘さんが仕事をしていると、いつも傍らで静かに仕事の様子を眺めている。同じく養魚場を営む隣人にも懐いており、しゃがんで草刈りをしていると寄ってきては作業の様子を見ていると、近所の人にもかわいがられている。