【中国時報】浮気撃退で特別講座開講 晩晴協会


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 晩晴協会は2年前から、警官と夫の浮気の現場に踏み込む「捉姦」のための特別講座「外遇(浮気)特訓班」を開講している。これは近年夫の浮気が離婚原因のトップとなっているのを受けて開講しているもので、正しい探偵の雇い方や法的に有効な証拠の収集方法なども指導している。

 講座は3週間で、最初の授業では探偵社関係者が調査費用の相場や調査依頼の落とし穴などを解説。2週目は弁護士が収集した証拠の法的有効性の判断について指導する。3週目は夫の浮気現場に踏み込んだ経験者による体験談が披露される。
 同協会は、浮気現場に踏み込むことで妻が深く傷つくことが多いため、離婚のための最終手段として指導している。また、協会内部では「捉姦」の法的根拠となっている姦通(かんつう)罪を問題視しており、今後は同法の廃止要求も含めて、活動を進めていく。