【中国時報】収賄の疑いで副総統ら起訴 最高検察署


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 最高検察署は9月21日、呂秀蓮副総統、游錫■民進党党首、陳唐山国家安全局秘書長が他人の領収書で特別費を受け取っていた疑いがあるとして、公文書偽造と収賄の容疑で起訴した。民進党の正副総統候補は、証拠不十分のため起訴されなかった。
 検察署によると、呂副総統は2000年12月から06年5月まで、秘書らに1005枚の領収書を集めさせ、自らが支出したことにして首長特別費563万元余(約2千万円)を受領していた疑い。
 游氏は2000年10月から05年12月まで、総統府秘書長(官房長官)、行政院長(首相)を務めた期間、特別費と秘書長国務機密費を支給日前に受領していたばかりでなく、元妻などを使って領収書516枚を収集し、首長特別費238万元余(約850万円)を受領していたとしている。

※注:■は「土」の上に「方」が2つ