【中国時報】消費額多いのは大陸から来た客 台湾観光


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 観光局が2002年に実施した調査では、大陸からの観光客の1人当たりの消費額が最も多いとされた。現在でも消費額は日本、アメリカ、韓国、香港などの観光客を抑えており、日本人の倍であるとする調査結果も出ている。
 花蓮地域の土産店が独自に実施した調査によると、大陸の観光客の消費額は、2位にランクインした日本人観光客の平均消費額2000元(約7000円)に対し、倍の4000元(約1万4000円)。次いで3位は、韓国人の600元(約2000円)となっている。一方、香港・マカオの観光客の消費額は少なく、「財布のひもが大変固い」とされている。
 大陸からの観光客に最も人気のお土産は、ウーロン茶で、中国では洋酒よりも喜ばれる贈り物とされているため、高級品が好調な売り上げを続けている。また、苗栗県三義の木彫や花蓮の大理石などの高価な特産品も人気で、数十万円から数百万円の物が売れている。