【中国時報】軍隊が「通勤制」に 自衛隊の勤務状況を参考


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 政府国防部は軍隊を「通勤制」へと移行させる方針を固め、調整を進めていることが分かった。志願兵制度のスタートを機に検討を始めたもので、陸海空軍の志願兵と職業軍人から実施することにしている。
 「通勤制」は国防部の李傑部長(大臣)が3カ月前に提示した。シンガポールの軍隊は、すでに「通勤制」を敷いており、日本の自衛隊の勤務状況も参考にしている。実施に関して具体的な日程はまだ決まっていないが、国防部総政戦局所属の部隊などでは、すでに実施されており、三軍の上層部に対しては、年内にも実施されるとみられている。
 「通勤制」が実施された後は、担当の兵のみが24時間体制で基地に留まり、他の兵は規定の訓練と業務が終了すれば「退勤」し、帰宅することができる。