【中国時報】悠遊カードの範囲拡大 来年末には1400万枚に


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 台北捷運(MRT)の悠遊カードの使い道がどんどん広がっている。悠遊カードはもともと台北市や台北県などのMRTで使われる非接触型ICカード。カードに入金しておけば目的地までの切符を買わなくても、自動改札機にタッチすれば改札が通れる。
 日本ではJR東日本のSUICAや関西都市圏のICOCAで導入されている。それが12月には台北―桃園間、台北―台中間の高速バスで使えるようになり、来年には基隆から中歴までの台湾国有鉄道でも悠遊カードで改札を通ることができるようになる。
 今年の9月には宜蘭から台北に至る瑪蘭客運でもすでに試行されており、将来も継続して使えるようにする予定だ。台北知恵公司の林志盈総経理によると、この悠遊カードは現在累計で1100万枚が発行されており、来年末には1300万枚から1400万枚に達する見込みだという。