9月以来、台湾中油公司と台塑石化の両石油会社はプロパンガスの値上げを据え置いているが、小売価格が各地で値上げの動きが出ている。
これに対し公正取引委員会は「公平交易法」で調査をするという。
エネルギー局は12月3日、全国の家庭用プロパンガスの小売価格を調べたところ、20キロのボンベが10の県や市で値上がりし、14の県や市で値下がりしていることが判明した。
最大の値上げ幅だったのは台北県。11月は先月に比べ10・75元値上げの1ボンベあたり759・52元。それに台南の8・32元、台北市の6・87元の値上げが続く。値下げしたのは嘉義市の85元を最大として基隆市、苗栗県など。
台湾のガスは生産業者から消費者に届くまで中間業者のマージンが発生する。
【中国時報】小売価格が値上げの動き プロパンガス
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琉球新報社
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