【中国時報】チョウの越冬、例年より多め 高雄県茂林郷


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 今年、高雄県茂林郷では例年よりも多いムラサキマダラ(紫斑チョウ)が見られそうだ。ムラサキマダラは春夏を北中部で過ごし、冬には越冬のため南部に飛来する越冬型のチョウで、世界的にも極めて珍しい。
 茂林郷に毎年やって来る数は定まっていないが、今年は約30万匹余りが飛来し「チョウの谷」を形作る。それらは来年3月まで観賞することができるという。
 茂林郷に生息するムラサキマダラは大きく分けてツマムラサキマダラ、マルバネルリマダラ、ホリシャルリマダラ、小ルリマダラの4種類。茂林国家風景区管理処のガイドは、羽の斑点から簡単に識別する方法を教えてくれるという。