【中国時報】「あまり進展していない」上海万博の台湾館建設


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 上海万博の中国館が18日着工した。メーンの中国国家館は建築面積2万平方メートルで「東方の冠」と呼ばれる。その両側に31省市の「地区館」および香港、マカオ、台湾の3つのパビリオンが配される。設計理念からみれば、香港、マカオ、台湾館および地区館は中国館の一部をなしている。上海万博事務局の丁浩氏は記者会見で「台湾館建設については台湾側と折衝中であるが、あまり進展していない」という。
 2010年5月1日の開催が近づき、香港館とマカオ館の建築が進んでいるが、マカオは香港館よりも小さくしないことを条件として出しているという。
 また、事実上中国国家館の西側に配置されるこの3つのパビリオンの前後の位置が、台湾、香港、マカオとなるのか、香港、マカオ、台湾になるのかということも決まっていないという。