【中国時報】平均寿命は77・9歳 地域別で北部が長寿


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 内政部によると、台湾人の平均余命は77・9歳で、前年に比べ0・48歳延びた。女性は81・41歳、男性は74・86歳となり、女性が依然として男性に比べ6・55歳、長生きであった。
 1995年に全民健康保険が始まって以来、医療環境の改善と医療技術の進歩で死亡率が低下し、95年から11年間に年平均0・3歳ずつ延びたことになる。
 統計では都市化と寿命には相関関係があり、台北市の住民は最も長寿で81・79歳。地域別でいうと、北部が最も長寿で平均79・64歳だった。
 一方、最も低い東部は平均73・22歳で、地理的環境および人口構造の違いで、寿命が最も短い地域となった。
 内政部は山間部や離島地区の医療や衛生水準を見直し、「居住環境や生活水準の差を縮めていくことが未来の社会福祉に対する重要な課題となっている」と述べている。