【中国時報】１年に義務兵役短縮　大卒はさらに３０日

　台湾の義務兵役期間が２カ月短縮されて、２００８年１月から「１年」になる。兵役短縮は、０７年の７月に兵役義務期間を１年２カ月にし、その後志願兵の募集状況がよければ１年にするという計画を受けてのこと。

　男性は高校卒業に軍事訓練課程を受ければ、さらに１４日、技術学院を終えた男子は２８日、大学卒業以上は３０日短縮され、義務兵役期間は事実上、１年を下回ることになる。今回は国軍建軍後に義務役務期間がもっとも長く短縮されたもので、国軍が徴兵制から正式に徴兵制と志願制の並行部隊に転換したことに等しい。
　しかし、国防部は「兵役法の規定では、法定義務兵役期間が２年であることに変わりはなく、今回の措置は『１２カ月早く退役する』こと」と強調する。もし有事が発生すれば事前退役政策は停止となる。