経済部の最新の統計によると昨年の1月から11月まで会社の登記を抹消したケースは4万800件に上り、過去最高を記録した。
これまで登録を抹消する会社の数は2万件前後で推移していたが、最近7年は3万件に達し、2007年は11月までに4万件を超えた。例年12月が企業倒産のピークになるため、さらに増える見込み。
内訳は製造業が5820件、卸売業と小売業が5792件、建設業が4739件。建設業の多くが公共事業を請け負ってきた業者である。
原因として、原油価格高騰に伴う原料の値上げが大きい。経済部に救済を求めた大手ケーキチェーン店は、ミルク、小麦粉、砂糖が値上がりしたが、客離れを食い止めるため価格調整をせず、その結果窮地に陥った。
【中国時報】会社の登記抹消、過去最高4万件 原油高騰で倒産増
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琉球新報社
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