【中国時報】砂糖菓子の3割不合格 台北市衛生局


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 春節も近くなり、蜜餞(砂糖菓子)やショウガや大根などの漬物などを買う機会も多くなるが、品質に関しては十分留意しなくてはいけない。
 台北市衛生局が14日、砂糖菓子や漬物などの品質検査を行ったところ、砂糖菓子の不合格率が30%にまで達した。

 衛生局の薬物食品管理所の姜郁美所長は、ズルチンやサッカリンのような人工甘味料や防腐剤の安息香酸が多すぎると消化器や肝機能に影響を与える可能性もあると指摘している。
 衛生局が今回調査した品目は101件。品目別では、砂糖菓子では50件中15件が不合格、漬物類では26件中7件が不合格で、不合格率はそれぞれ30%と26・9%。最も多いのは人工甘味料を使いすぎた例で54%。次に添加物が標準値を超えている例が37・5%。そのほか、漂白剤の残留、2種の添加物が混合して違反となっている例もあった。