【中国時報】“110歳の犬”が子犬を出産


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 19歳、人間の年齢にして110歳の台湾土着の中型犬(台湾土狗)が子犬を出産した。
 犬の名は「黒金」。子犬の時はつやのある黒い毛が自慢で、孫が生まれた時に家にやってきた。その孫が今は大学2年生なので、間違いなく19歳であるという。

 飼い主の游錦松氏は若いときの黒金は俊敏で、蛇やウサギを捕まえたりしていたという。また多産で、ほぼ隔年に4、5匹の子犬を産んでいたという。しかし、さすがに4年前から産まなくなり「もう年だと思っていたが、2、3日行方不明になったと思ったら、それからおなかが日に日に大きくなった」という。そして1カ月後、1匹のかわいい黒い子犬を産んだ。
 獣医師の黄文堂医師は、「通常なら生殖機能は失っているはずだが、広い空間で十分に運動して水もよければ、老蚌生珠(ろうぼうせいしゅ)(年老いた貝が真珠を生むこと)もあるかもしれない」と語っている。