【中国時報】電線窃盗男、空中で感電死 新竹県


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 4日、新竹県のある住民が路上で人待ちをしていた。すると突然上空で携帯電話が鳴っていることに気づき、見上げると男が高さ10メートルの電線に引っ掛かっているのを発見した。

 通報を受けた警察は春節前なのにいたずらはやめてほしいと思ったが、現場に駆け付けて驚いた。1人の男が電線で感電死していたのだ。
 引っ掛かっていたのは麻薬や窃盗の前科がある趙という46歳の男。午前3時に宝山と峨眉の一部の民家で停電があり、その時間帯に電線を盗もうとして高圧電線に誤って触れて感電したとみられる。
 この停電した片田舎では、ときどき電線の窃盗があったというが、地元の住民は死者が電線に引っ掛かっているのを見るのは、やはり忍びないと話す。死体を下ろす作業には3時間かかったという。