【中国時報】吉祥数字、語呂の金額がベター 台湾のお年玉事情


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 旧正月の大みそかのお楽しみは何と言っても「紅包(ホンパオ)」。「紅包」は台湾のお年玉。お正月や結婚式などの慶事にも渡し、年齢に関係なく親しい者の間で交わされる。しかし、いくらぐらい包むかというのはなかなか難しいもの。

 小中学生や小さな子供にはあまり多くは包まず、吉祥の数字の「668」や「888」を包むのがよいらしい。先輩や年上の人にあげるのは3600、6600、8800などがよく見られ、やはり六や八などが好まれる。ただ、年上の人からもらう金額よりも多くならないように気をつける。
 近年、若い夫婦や恋人の間では、数字の語呂合わせがはやっている。例えば、「5420」は「我只愛■」(あなただけを愛していますの意味)で「1314」は「一生一世」、つまり一生愛していくという意味が込められているようだ。

※注:■はニンベンに「尓」