【中国時報】職業観、人生の価値高める過程 扶養手段から変化


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 104人力銀行と雑誌『今周刊』がサラリーマン9500人を対象に行った調査によると、今後10年の職場の努力目標として、92%が「お金のために仕事をする必要がない状況になること」を望んでいることが分かった。そして85%が資産が1000万元(約3300万円)以上あればそれが達成できると考えているが、実際には5%しかそれだけの資産を持っていないことが分かった。

 目標を達成する手段としては、投資(84%)、仕事(82%)、貯蓄(66%)、起業(33%)などを挙げ、3割近くが宝くじと回答している。興味深いのは、目標額に達しても、8割が仕事を続けたいと答えていること。4割は現職への残留を希望している。これは台湾のサラリーマンにとって、仕事をすることは家族を養う手段から、人生の価値を高めるプロセスになっていることを示している。