【中国時報】“腹七分”守り糖尿病と50年 90歳で往生の張医師


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 このほど90歳で往生した張正懋医師は、長年糖尿病と付き合いながら生活してきた。糖尿病を患って50年間、仕事や食生活すべてに規律を持ち、何ら糖尿病の合併症も出すことなく過ごした。その生活の秘けつはいたってシンプルだ。
 糖尿病患者は食事のコントロールが何よりも重要になる。
 朝は必ず食べ、昼と夜はお茶わん半分のご飯と煮た有機野菜と100グラムの肉類を食べる。
 加えて有機栽培の果物を1日に2度食べる。あっさりとしたものを腹七分目まで食べるのが原則だ。
 運動は毎日少なくとも1時間、手や足の屈伸をする。便秘をしないように腹部をたたき、排せつを促す。
 そして張医師が強調するのは、どんなに仕事が忙しくても睡眠はしっかりとって、絶対に徹夜はしないこと。さらに、「楽しく、心に喜びを感じる」ことだそうだ。