旧暦1月15日は元宵節。「北の天燈、南の蜂炮」とよばれ、台湾の北部ではランタンが飾られ、南部では爆竹やロケット花火が打ち上げられた台北ランタン祭りが2月24日、約600万人の観客を迎えて閉幕した。
今回は干支にちなんで趣向を凝らしたさまざまなネズミのランタンが台北各地の寺や廟(びょう)などで飾られた。
合計1千匹を超えるネズミのランタンのうち、300匹は各地の小学校で再利用されることが決まり、その他のネズミも再利用の方向で検討されているという。
今年のランタン祭りは開催期間が昨年よりも長いにもかかわらず、ごみの量が劇的に減ったことが特筆される。それは飲食の出店を設けなかったことが大きい。
またごみを出さないよう呼び掛けをし、取り締まりも厳格化もその要因の一つとしている。
【中国時報】台北 ランタン祭りに観客600万人
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琉球新報社
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